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探求ノート 神社探求〜北口本宮富士浅間神社〜

2003年4月早朝、高い木々に囲まれた境内は清清しい空気に包まれていた。霊験あらたかな神社のようで、早朝にもかかわらず熱心に参拝する人の姿が見られた。

社記によると景行天皇40年、日本武尊が東征のおり、この地を通り、富士を拝した大塚丘(神社後方)に里人が浅間明神を勧請したことに始まる。799年に現在地に浅間明神を遷座。

現在は木花開耶姫命を祭神とし、相殿に夫神・ニニギノミコトと父神・大山祗神を祀る。

正面の天井からつるされた大きな天狗のお面は迫力である。山岳信仰の強さが伺われる。

徐福伝説がのこる。徐福は、紀元前210年、中国奏始皇帝の命により、不老長生の薬を求めて、多くの家来や職人とともに日本に渡った。「富士山北口の記」によると、徐福は熊野を巡回した後、尾張の熱田に至り、諸国をめぐったが、ついには富士山麓を安住の地としたとのことである。










2006/1/8